こんにちは!
「3年A組今から皆さんは人質です」4話が放送されました!
3話では、「フェイク動画を撮影した人物を探す」という課題が郡司刑事に課せられる。
内通者の手助けにより容疑者は2人に絞られたが、郡司は犯人の特定を失敗。
罰としてA組の生徒から5人が処刑のため美術室へ連行。
しかし、処刑されたと思った5人は美術室で眠らされていて、目が覚めると目の前には、胸を刺され亡くなったはずの中尾の姿があった。
中尾が生かされている理由とは!?
それでは4話もみていきましょう!
3年A組今から皆さんは人質です4話あらすじ
柊が中尾の胸を刺したあの日、柊は中尾を殴り気絶させた。
その直後、柊は生徒に見えないように中尾の左胸に「血のり」をしのばせる。
血のりがめがけてナイフを振りかざし、生徒の前で中尾を刺したと思わせていたのだった。
また3日目に連行された5人も、美術室の下にある「理科準備室」に誘導され眠らされていた。
4日目の朝、教室の空気は険悪だった。
その空気を破るかのように、柊は毎度のこと明るい口調で「俺の授業」を始める。
今回は、「里見に動画を撮らせた生徒」を特定することが課題となる。
「さあ、我こそはと思う人手あげてー!」
柊が冗談のように自首を促すと、いつも誰も手を上げないが今回は違った。
「俺だよ。」
手を上げたのは「甲斐隼人」。
里見に動画を撮るよう指示し、宇佐美の鞄にDVDを仕込んだのもこの男だった。
すべての元凶は自分だと語る甲斐だったが、柊は「動画を加工した人物」は他にいると断言する。
誤魔化そうとする甲斐に、夜8時までに「すべてを明らかにすること」を課した。
それに応じないと、生徒から10人を処刑することも宣言した。
刑事や他の教師が集まる体育館には、甲斐隼人の弟と妹が訪れる。
弟は、寝たきりの母親の世話をする甲斐のかわりに、先生が世話をしにきてくれると連絡をもらったと話した。
しかし教師たちの誰ひとり、そんな連絡をした者はいなかった。
五十嵐の携帯に、柊から電話が入る。
そこで柊は、郡司が犯人の特定を失敗した責任として、今回の捜査から担当を外されたことを知る。
「郡司さんには、別の角度からこの事件に切り込んでもらわないと。」
柊は分かり切っていたように答えとある薬を飲んだ。
「そろそろ、第一部の完結です。」
五十嵐は柊の体調を心配していた。
担当を外された郡司は所轄に戻り、無許可でガールズバーの経営をしている男「岸雅臣」の取り調べをしていた。
その地域では、「ベルムズ」という半グレ集団(暴力団とは異なる十代・二十代を中心とした不良グループ)の許可なしでは店の経営はできないという暗黙のルールがある。
しかし男は、なにも知らないという反応を見せた。
取り調べの途中、郡司のもとに相楽文香が訪れる。
文香は郡司に「伊吹が立てこもっているのは、私のせいかもしれません。」と言った。
その真意を聞こうとする郡司だったが、文香の父親がそれを制止した。
父親に引っ張られ帰ろうとする文香は「ベルムズ」という言葉に振り向いた。
郡司はそれを見逃さなかった。
茅野は、甲斐の過去に傷害事件があったことを思い出した。
すると、逢沢からある事実を聞く。
その事件では、景山が不良グループに攫われそうになったところを甲斐が助けたのだった。
茅野は話を聞いた途端、甲斐のもとに走り寄り頭を下げた。
「その節は、玲奈を助けてくれてありがとうございました!」
続けて茅野は甲斐に真相を聞こうとするが、甲斐は逃げるように茅野から離れた。
甲斐が部屋から出て行ってしまい、女子生徒が茅野に野次を飛ばす。
すると突然、今まで宇佐美を避けていた女子生徒「魚住華」と「河合未来」が茅野を庇う。
真相究明のために努力する茅野と宇佐美に感銘を受けたのだった。
甲斐の家には、教師「森崎瑞希」と「坪井勝」が訪れる。甲斐の母親の介抱をしている途中、母親から甲斐の話を聞く。
甲斐は、大好きなダンスで世界一を目指していた。
ある時、母親が事故をきっかけに寝たきりとなってしまう。
父親のいない家庭だった甲斐。
甲斐は家計を支えるため、ダンスを断念しバイトを掛け持ちして働いていた。
不良だと思っていた甲斐の本当の姿に、教師2人は驚いた。
甲斐は例の事件を思い出していた。
家計を支えるためダンスを断念していた甲斐。
ダンスチームにいた同輩から「20万で景山に会わせてほしい」という先輩がいる話を聞く。
お金に目が眩んだ甲斐は、景山を倉庫に呼び出した。
しかし、そこに現れたのは不良集団「ベルムズ」のメンバーだった。
同輩はベルムズのトップ「K」に依頼され、景山を連れ去ろうとした。
甲斐は騙されたことを知り、景山を守り戦った。
黄昏る甲斐に、柊が声をかけた。
「早く帰りたいよな。幼い弟と妹が待ってるんだろう?」
柊は、甲斐の家庭の事情を知っていた。
そして突然、柊が苦しみだした。
驚いた顔をした甲斐に、柊は「お互い、背負っているものは大きいみたいだな。」と言い部屋を後にした。
柊の携帯に文香から留守番メッセージが入る。
「文香です。もしかして、私のためにこんなことしてるのかなって。もしそうならやめて。お願い、あなたを苦しめたくないの。」
柊はそれを否定するかのように呟き、薬を口に入れた。
時刻は夜の8時を回ろうとしていた。
甲斐は柊に勝負を申し込んだ。
「お前が勝ったら洗いざらい吐いてやるよ。ただし、俺が勝ったら全員を解放しろ。」
柊は勝負が始まると同時に、郡司へ電話をかけた携帯をポケットに忍ばせた。
郡司が着信に気付き携帯を耳に当てると、柊の声が聞こえた。
「お前に勝って、フェイク動画の黒幕を暴いてやる。」
柊と甲斐の勝負が始まると、柊は甲斐の傷害事件の真相を語りだした。
甲斐は景山を同輩の先輩に会わせるため、倉庫に連れていった。
景山が襲われることはなんとなく予想はできたが、怖気づいた甲斐は景山を庇った。
しかし甲斐は、夢に向かって生きる景山に嫉妬を抱いていた。
その後、甲斐は「景山が二度と泳げなくなるようなネタをつかめ」とベルムズから依頼され、里見に動画を撮らせ提供した。
動画を加工した人物「K」の正体を聞こうとするが、甲斐は口を割らなかった。
出所を知られたことがバレると、家族に危険が及ぶと脅されていたからだった。
すると、茅野から処刑されたと思われる生徒6人が生きていることを知らされる。
茅野は、柊と甲斐が戦闘をしている隙に、美術室に侵入しようと試みた。
そして、美術準備室の中から中尾が茅野に声をかけた。
柊は、甲斐や生徒たちを守るため立てこもりをしていた。
「俺が必ずなんとかする。」
柊は甲斐を真剣な眼差しで見つめた。
甲斐は柊を信用し動画を加工した人物「K」の正体は「岸雅臣」だと白状した。
柊は携帯を取ると、電話を通してすべてを聞いていた郡司に調査を促す。
郡司はベルムズのアジトを突き止め、岸を拘束した。
甲斐の家族は安全を保障された。
甲斐の母親も、柊の計らいにより介護施設で世話をしてもらえることとなった。
「変わるなら今だ。お前のその手で道を切り開け。俺の好きなヒーローの台詞だ。」柊のその言葉に甲斐は小さく笑った。
涙と笑顔で空気が和らぐ教室にただ一人「諏訪唯月」だけが張りつめた表情をしていた。
「まさか、雅臣が…。」
その手には、岸が首から下げていたものと同じペンダントが握りしめられていた。
「すべてを打ち明けよう。」
柊は、里見ら6人を隔離した理由を生徒たちに話そうとする。
しかし、柊は突然苦しみ出し意識を失ったのだった。
3年A組今から皆さんは人質です4話感想
「フェイク動画」が流出された真相が明らかとなりましたね!
甲斐はベルムズのトップ「K」こと岸雅臣に依頼され、里見に動画の撮影を指示。
撮った動画は岸によって加工され、DVDと化した物を甲斐が宇佐美の鞄に忍ばせる。
宇佐美が動画を投稿しその結果、景山を陥れた。
「もう、A組生徒の半分くらいが事件に関わっているんじゃないのー?」とか思っていたら、まさかの場外!
4話までヒントも匂わせなかったので予想できるわけがないですが、驚きましたね(^_^;)
甲斐は最初から不良な雰囲気強かったですが、お母さんと弟妹思いの良い子だったんですね~。
健気です(涙)
岸は何故、景山を陥れようと動いたのか。
そして岸と同じペンダントを握りしめていた諏訪と岸の関係とは。
新たに謎は残されましたね。
諏訪は岸と交際している可能性が高そうです。(それも犯罪ですけどね。)
最後に、真実を語ろうとするも、意識を失ってしまう柊。
心臓に関わる持病を抱えているようですね。
今回は前回までに比べて、薬を飲む描写が多かったです(汗)
「自分たちを守るため」と分かった生徒たちはどんな行動に出るのか、注目ですね!
さいごに
フェイク動画の真相が解明され、主犯格の岸が逮捕。
しかし、景山の自殺と相良文香との関係、柊が真実を突き止めようとする理由など、まだまだ繋がりが見えてこないですね。
次回も楽しみに待ちましょう!