こんにちは、ちむちむです!
2018年7月27日スタートのドラマ『dele』は山田孝之さんと菅田将暉さんのW主演ということでかなり前から話題になってます!
今回は『dele』の原作小説のネタバレやあらすじを紹介したいと思います。
もくじ
deleの原作情報
本日よる11:15〜、テレビ朝日系 金曜ナイトドラマ『#dele』の第一回がついに放送! #山田孝之 #菅田将暉 のW主演、脚本はベストセラー作家の #本多孝好 、監督は #常廣丈太(『BORDER』『BG』)、音楽は #岩崎太整
(『#血界戦線』『#モテキ』)&
DJ MITSU THE BEATS と、超豪華!
必見です! pic.twitter.com/iajMv3XFOf— カドブン (@KadokawaBunko) 2018年7月27日
deleは本田孝好さんによるオリジナルの小説作品です。
現在『dele』『dele2』が発売になっています。
deleは本多孝好さんが山田孝之さんと菅田将暉さんをあてがきして作られた作品なんです。
小説を書き始める時に主人公は山田孝之さんと菅田将暉さんと決まっていた、ということですね!
構想期間を2年以上掛けて作られた小説とドラマなので、期待度が高まります。
dele 原作あらすじ
依頼人が亡くなったあとに始まる仕事。
『dele.LIFE』は亡くなってしまった人に変わって、その人が誰にも見られたくないと思っているデータをデジタルデバイスから削除する仕事を行っている。
坂上圭司は『dele.LIFE』の所長。
真柴祐太郎は『dele.LIFE』に3ヶ月前に入ったばかりの新人。
車椅子の圭司に変わって祐太郎が動き回って調査し、データの削除は遠隔操作で圭司が行う。
依頼を淡々と遂行する圭司と、そのやり方に対しどこか疑問を感じている祐太郎。
依頼人に秘密のファイルの中身を見てしまった二人は、次々と事件へ巻き込まれていく。
亡くなった者の想い、残された者の想い。
そこに隠された真相と想いとは・・・。
依頼人に頼まれたデータを依頼人が亡くなった後に削除するという仕事を舞台として、色々な事件に巻き込まれていくというお話。
dele原作 主要人物
真柴祐太郎
3ヶ月前に坂上圭司の立ち上げた会社『dele.LIFE』にやってきた新人。車椅子の圭司に代わり、現場へ行ったり調査したりと外に出ていく仕事を担当している。
坂上圭司
『dele.LIFE』の事務所オーナー。病気のため下半身不随になり車椅子生活をしている。
坂上舞
坂上圭司の姉。弁護士。亡くなった父が設立した『坂上法律事務所』を継いだ。
夏目
謎の男で圭司にIT技術を教えた師匠的存在。圭司が『dele.LIFE』を立ち上げたときには、夏目が圭司と共に仕事をしていた。
▼ドラマに出演するゲスト俳優さんの詳細はこちら▼
https://chimu2-life.com/deleguest-2256
dele原作ネタバレ結末は?
真柴祐太郎も坂上圭司も心の中に秘めている思いがあります。
依頼を遂行していくうちにお互いの秘密を知り、2人は最終的に決別します。
※以下ネタバレです。
祐太郎の妹の死の真相
祐太郎には難病にかかっていた妹を13歳で亡くしています。
妹は治験を行っていてその中で亡くなってしまったのではないかと訴訟をしようとします。
結局、何かしらの圧力があり訴訟は取りやめに。
そしてそのことから祐太郎の両親は離婚してしまうんです。
『dele.LIFE』へ届いた新しい依頼は美容クリニックの理事長室田のパソコンのデータを削除してほしいというもの。
室田のパソコンを探す中で祐太郎はある事実を知ることに。
室田は妹が治験を受けていた病院に勤めていて、その治験のプロジェクトリーダーだったんです!
室田が消してほしいと依頼してきたデータは、妹の死と関係があるのででは!?
調べを進めるうちに室田が妹の治験データを改ざんした疑いが出てきました。
妹は治験の薬によって命を落としたのです。
ではなぜ室田はデータを改ざんしたのか。
それはその治験で使われていた新薬の開発が中止になると困る人たちがいたから。
新薬の開発が中止になって困る人達の中に圭司の父がいました。
圭司の父は年々状態の悪くなっていく圭司の足を何とか直したいと思っていました。
新薬が使えるようになれば圭司の足の治療ができるかもしれない。
その思いからデータを改ざんし隠蔽。
祐太郎の家族を崩壊させることになっていたのです。
圭司は祐太郎を利用して自分の父親の不正を隠蔽するため、証拠として残っているデータをすべて消そうとしていたんです。
圭司がdele.LIFEを作った理由
圭司が『dele.LIFE』を設立した理由は2つありました。
- 父親の不正が漏れてしまわなように証拠を消すこと
- 隠蔽に関わった室田など関係者の悪事を公にして失墜させること
このことを実現するためにハッカーとして凄腕の夏目を呼びだし、父の不正データを削除、隠蔽に関与した関係者たちに冤罪を負わせることに成功ました。
目的を果たした夏目は『dele.LIFE』を辞め、そして祐太郎が入ってきたということなのです。
そこで初めて治験で亡くなった子が祐太郎の妹だと知ります。
圭司も驚きました。
圭司の本当の目的
今回の依頼、室田のパソコンのデータを消す依頼も実は圭司の嘘の依頼で、本当の目的は隠蔽に関わるデータを復元したものを元の場所に戻させることでした。
こうすることで圭司が隠そうとしていた父親の不正を公にし、祐太郎にすべての事実を知らせ、裁きを委ねたのでした。
治験改ざんデータの入ったUSBを圭司から渡された祐太郎。
そして2人はそれぞれの道へ
何日も悩んだ末に祐太郎はUSBを圭司に返し2人は決別。
祐太郎は妹の死の責任を取らせたいと思っていました。
でも、それ以上に妹との思い出を大切にしたいという複雑な思いがあったのです。
そして祐太郎は1人で新たに遺品整理の仕事をスタートさせるのでした。
まさか祐太郎の妹の死に圭司が関わっているとは思いませんでした。
圭司もお父さんの思いに巻き込まれてしまった感じなのですが、それでツライ。
結局そこまでしたのに、圭司は治療を拒否したため全ては無駄なことになりました。
祐太郎は消したくない過去、圭司は消したい過去があったんですね。
ドラマでは小説とは異なるオリジナルの結末になるとのこと。
どんな展開になるのか今から楽しみです!
※2018年9月15日追記
dele之ドラマが最終回を迎えました!
▼ネタバレと感想▼
さいごに
ドラマではオリジナルストーリーになるということなので、原作の結末とは違う終わり方をするそうです。
相棒だと思っていた相手が実は大切な妹の死に関わっていた。
とっても衝撃的なストーリーでしたが、みんな大切な人を守りたくてやっていたことだったんだと思うと、切ない気持ちになりますね。
原作のように面白い見ごたえのある作品になること間違いなしな『dele』
どんな結末を迎えるのか!?
※2018年9月15日追記
deleドラマが最終回を迎えました!
原作とは違うラストと、dele3の連載も決定♪