こんにちは、ちむちむです!
『中学聖日記』5話は、もう波乱の展開で見ながらわーきゃー言っていました(;´∀`)
今回は『中学聖日記』5話のあらすじと感想を書いていきたいと思います。
中学聖日記5話のあらすじ
晶と手をつないで家に帰った聖。
マンションの前には勝太郎がいた
勝太郎は聖を強引に家に連れて帰った。
追いかける晶を止める晶の母。
勝太郎は何事もなかったかのように振る舞う
「信じてる」
聖の話を聞こうとしてくれない。
というか、これ以上詳しく話を聞きたくないという感じだ。
一方、晶も家で母親に先生のことが好きだと話していた。
「馬鹿なこと言わないで!あんたはまだ中学生!母さんだけじゃない。世間が反対する!」
猛反対する母親。
晶の顔を平手打ちした。
晶は一人部屋に戻り、聖のことを考えていた。
翌日。
勝太郎は朝一番で大阪に戻っていた。
”相手は生徒、私なにやってるの?”
そこへ中学校から電話が入る。
校長からだった。
学校へ来るように告げられた聖。
学校には晶の母も来ていた。
「今までなにがあったかすべて話してください」
校長から問われる聖。
「黒岩くんは、今思えば最初からどこか違う生徒でした。」
「私が教えたことを楽しそうに覚えてくれて、こんな私を頼ってくれて、教師として未熟だった私は自分に好意を寄せてくれていた黒岩くんに支えられたんです。」
「反省しています。浅はかで愚かでした。教師は辞めます。もう2度と黒岩くんには近づきません。」
すると、晶の母が晶が小さな子ころの話を始める。
どれだけ大事に育ててきたのか、どれだけ大事な存在なのか。
息子を一人前にするために必死で育ててきた。
「あの子はあなたへのプレゼントじゃない!」
怒りは収まるわけがない。
退職届を提出した聖に対し、校長は退職届を突き返す。
これから教育委員会などで聖の処分が話し合われることになった。
聖は処分が決まるまで自宅謹慎。
学校へは行ってはいけないことになった。
晶は内緒で家を飛び出し、学校に向かっていた。
聖を見つけ呼び止める。
「先生、大丈夫ですか?」
「いいから!もう帰りなさい!」
聖と晶は処分が決まるまで接触禁止となった。
その事実を知らされた晶は、必死で聖を追いかける。
「処分ってまさか、学校をやめるんですか?」
「そうよ」
「ごめんなさい、あれはいけないことだったの。あなたが15だから」
そう行って走り去る聖。
追いかけてきた教師に抑えられる晶。
「先生を辞めさせないでください!」
必死で叫んでいた。
道に倒れている晶の自転車を見て、泣きながら学校を後にする聖だった。
大阪では勝太郎の様子がおかしいことに律は気がついていた。
「何があったの?昨夜」
「聖が学校をやめて一緒に暮らすとこになったんです」
「不自然極まりない」
「だから原口さんのリクエストにお応えすることはできなくなりました」
「よかったわね、おめでとう」
晶は聖の家の前にいた。
追いかけてきた上布さんに諭され、走って逃げる。
冷静でいられない。
晶は勝太郎に会うために大阪の会社まで来ていた。
会社の入り口で困っていたとき、偶然居合せた律に呼び止められ、2人で話すことに。
「聖ちゃんが謹慎か・・」
「僕のせいで・・・」
「聖ちゃんをくれとでも言うの?」
「会えばなに変わるかなって思って・・・」
「君はだたの少年、だからお家に帰りなさい。これ以上うろついたら、警察に通報するよ」
「悔しかったら、早く大人になれ。少年。」
そう言われた晶は、とぼとぼと帰っていった。
聖は自宅で荷物の整理をしていた。
クラスのみんなで撮った写真を見つめながら涙を流していた。
夜になってやっと自宅に帰ってきた晶。
母の怒りは収まらない。
「もし勝手なことしたら、教育委員会に連絡して、あの人を即刻クビにしてもらうから」
「先生のことは諦めるから、先生を辞めさせないでください」
晶は自分のせいで聖が先生を辞めさせられてしまうことを避けたいと思っている。
母親の言うことを聞き、おとなしくしていることを約束した。
学校にやってきたるな。
校長に聖が学校を辞めるのかを尋ねる。
るなは聖に学校をやめてほしいと思っていた。
聖がいると、自分が嫌な子になってしまうから、聖はきらいじゃないけど、でもやめてほしい。
複雑な思いを打ち明けていた。
聖の処分は依願退職という形で受け入れてもらえることになった。
聖は晶にも、生徒にも申し訳ないと感じていた。
もう先生は辞めることにしたと、千鶴に報告した。
すると、千鶴は聖を聖の実家に連れて行った。
「ちゃんとご両親に報告してきな!あんたが先生になりたかったって気持ちはそんなもんだったの?」
千鶴に諭されていると、実家から聖の母が出てきた。
自宅には父はいなかった。
久しぶりに話す聖と母。
「ごめんなさい。お母さん。学校をやめることになった。結婚も多分もう無理。生徒を好きになったの」
「そのこと、勝太郎さんは・・?」
「知ってる」
「勝太郎さんさえよければ、結婚してもらいなさい。許してもらえるなら、結婚して大阪に行きなさい」
「その子と一緒になるの?できないことはないよ。向こうが18歳になったら晴れて結婚。想像できる?」
「勝太郎さんとならきっとうまくいくよ。」
母親は勝太郎と結婚することを聖に強く勧めた。
勝太郎がランニングして家に戻ると、律が突然部屋に入ってきて、お蕎麦を作り始めた。
落ち込んでいる勝太郎を見かねて、部屋になってきたのだ。
「もういいから。あんたお得意の見てないふり、聞いてないふり。我慢しなくていいから。」
「相手、中学生ですよ・・・」
泣きながら律が作ったお蕎麦を2人で食べた。
晶は部屋に閉じこもっていた。
勝太郎は聖に電話をして、大阪に引っ越してくるように話をした。
ポストに校長宛の手紙をだした聖。
翌日、勝太郎が聖を迎えに来た。
引っ越しの準備が着々と進んで行く。
晶が引っ越しをするという話を友達から聞いた、晶は慌てて家を飛び出そうとするが母に全力で止められる。
「俺の気持ちなんかわかるか!」
「わかる!わたしもそうだったから!」
晶の母は晶に話していなかった、父親のことをついに明らかにした。
晶の父親は晶が5歳のときに離婚して家を出ていった。
父親が出ていった後、母は好きな人ができた。
すべてを忘れてそのことしか考えられないような恋だった。
でも相手にも家庭があった。
だから一緒になるのは無理だった。
「こんなのはね、ほんのいっときだけの気持ちなの!」
「そんなのと一緒にするな!」
晶は母を振り払い家を出ていってしまった。
勝太郎の会社では律が勝太郎と晶のことを考えてもんもんとしていた。
そして勝太郎に電話をかける。
「河合はもっといい男なの!あんたがいいの!好きなの!」
「なのに河合、今のままじゃ2人を引き離すだけの嫌な男になっちゃう」
「会っちゃった、聖ちゃんは会っちゃったの、運命の人に」
「河合、もう一度きく、いいの?このままで?」
電話を切ってしまった勝太郎。
聖を車に乗せ出発した。
晶はあと一歩のところで間に合わなかった。
聖は最後の思いを手紙として校長に託していた。
その手紙を読んだ校長は「もっと育ててあげたかった・・・」と涙した。
晶の自転車が聖たちが乗っている車に追いついた。
必死で追いかける晶。
「聖ちゃん!聖ちゃん!」
そう言いながら走っていたが、転んでしまった。
自転車を捨て、走る晶。
「決めたよ!進路!そこで大人になるから!だから行かないで!まって!」
その姿をサイドミラー越しに見ていた聖。
「勝太郎さん、止めて」
車を止めてもらう聖。
「やっぱり一緒には行けない。今のまま、この状態のまま、勝太郎さんと結婚することはできない。彼とはもう2度と会わない。」
「こんな状態って誰のせいだよ!!」
婚約指輪をはずし車を降りる聖。
「ならこの先一人になって全部無くせばいい」
車を降りた聖は海沿いを一人歩いていた。
“そして聖ちゃんは消えた。僕の15の夏から消えた”
3年後。
”そして僕は18になった。”
中学聖日記5話の感想
晶と聖がお互いに好きになったところで、引き離されてしまいました。
晶が一生懸命聖を追いかける姿が切なくて(;_;)
るなちゃんも自分が嫌な女になっていくことを気がついているけど、でも聖が邪魔だったんですよね。
聖がいなかったら、晶は自分の方を向いてくれていたかもしれないって嫉妬しんがむき出しになっちゃったんだよね。
素直に自分の気持ちを言っちゃうあたりが、まだ中学生なんだなって感じがしますね。
校長先生も聖に厳しくしていたのは、聖に期待していたからだったんだなってわかって切なくなりました。
校長含め、他の先生方も悔しかっただろうな。
勝太郎はいつまで見ないふりしてんだ!?って思っていたけど、最後の最後でやっと本音が言えました。
やっぱりお互いに本音で話せないような関係は長続きしない!!
勝太郎は律と一緒にいたほうが幸せになれると思います。
晶のお母さんがお父さんの話を始めるとき、『おっ!これはお母さんも教師を好きになったパターンのやつか?』って予想していたのですが全然違いました(^_^;)
だって『同じ思いをしたことがある』って言ってたから・・。
お母さんも教師を好きになったパターンだったら、気持ちもわかるだろうし、今後の聖となにかあった場合も理解を得られそうと思ったけど・・・そんなうまくは行きませんね(汗)
お父さんの話が今までずっと引っ張ってきた割にはちょっと弱かったなって思いました。
もっとなにか大きな秘密を期待していました(^_^;)
6話からは18歳になった大人の晶が登場するんですね!
もう18歳になってたら結婚もできるし、中学生の頃とは話が変わってきます。
どんなストーリーが待っているのか・・続きが気になりすぎます(> <)
さいごに
中学聖日記5話は、登場人物それぞれにとって大きな決断の回でした。
みんな幸せになってほしいな(;_;)
晶も聖と会えるのか、勝太郎は律とうまくいくのか!?
6話以降も見逃せません!!