こんにちは!
「3年A組‐今から皆さんは人質です‐」6話が放送されました!
3年A組の生徒「諏訪唯月」は、ベルムズのリーダー岸と交際し、モデルの座を勝ち取った。
交際中に岸からもらったペンダント。
中を開けると、ベルムズの顧客リストのデータが入ったSDカードを発見する。
顧客リストの中には、依頼者「hunter」の文字と備考に「魁皇高校教師」の文字。
柊はその情報をSNSに拡散した。
3年A組今から皆さんは人質です6話あらすじ
3月5日。
柊は、生徒が全員そろった教室の前に立つ。
「俺の授業を始める。」
生徒たちは、協力的に授業に参加していた。
「これから、信じる・信じないゲームを始めよう~!」
重々しい空気から一転、明るく元気な声を上げる柊に対し、生徒たちから笑いが漏れる。
柊は「信じろ!」と言ったあとに、眼鏡を外し「信じるな!」と言った。
柊は、自身の顔を晒した動画と、生徒たちの集合写真をSNSに上げた。
柊は、カメラの方を向き、手元には3月5日の新聞。柊の周りには生徒たちがカメラに背を向けて立っていた。
「生徒たちは生きています。」
SNSは、柊の投稿に盛り上がりを見せた。
最初は疑いの言葉が多かったが、次第に柊に協力的な言葉が投稿されるようになった。
世界中の反応を眺め、柊は笑みをこぼす。
「ヒーロー編、開幕~!」
柊の投稿でSNSが騒がしくしている間、生徒たちは立てこもり後初めてシャワーを浴び、ご機嫌だった。
3月6日。
柊は生徒たちにSNSに上げられた投稿を見せ、聞いた。
「これを投稿したのは誰だ?」
その投稿には「先生に騙されたw」という言葉と共に、柊がフェイクとして使用していた手首や足首の造形物の写真が添付されていた。
今まで明るく振る舞っていた柊が急に真剣な表情をし、生徒たちは静まり返った。
渋々手を上げたのは「結城美咲」。
「指示を出すまではSNSに投稿をするなと言ったよな?」
すみません。と反省する結城を一瞥し、柊は生徒たちに顔を向け笑顔を浮かべる。
「さあ、盛り上がっていこうか~!」
柊の切り替えに、生徒たちは困惑した。
柊は眼鏡を外し、生徒たちの前で数学教師「武智大和」先生の携帯に電話をかける。
電話を通して、体育館に待機する教師たちに呼びかけた。
「景山澪奈のフェイク動画をベルムズに依頼したhunterは、今夜8時までに名乗り出てください。名乗り出なかった場合、教室を爆破します。」
柊から発せられた思わぬ言葉に、生徒たちは動揺する。
「お前たちと仲間になったつもりはない。俺がお前たちに協力を求めたのは、真実を暴くために命を差し出してほしい。そういう意味だ。」
次々に携帯を手にとる生徒たち。柊は手首につけた爆弾のスイッチに指を置き、外部に連絡しようとする生徒を制止した。
そして柊は再び、生徒たちが持っている鞄や携帯を回収した。柊は眼鏡をかけ、生徒たちに言葉を投げた。
「いいか、上辺だけで物事を見るな。本質から目を背けるな。Let’s Think.」
全員分の鞄や携帯を袋に詰め、美術室に運ぼうとする柊に、結城が声をかける。
「手伝います。」
柊は素直に結城の申し出を受け入れ、美術室まで袋を運ばせる。
そして柊が目を離した隙に、結城は袋から自身の携帯を盗み美術室を後にした。
郡司は、相楽文香の家に訪れた。
文香に話を聞こうとした郡司だったが、文香の父「相楽孝彦」によって制止される。
家の奥から文香が顔を出す。
「一颯は、私たちのためにあんなことしているんでしょう?だったら、刑事さんに全部話した方が…」
孝彦は文香の言葉を遮り、家のドアを閉めた。
「私たちに関わらないでください。」
生徒たちは、犯人「hunter」の特定を推理する。
「校長」は、景山の存在によって、マスコミが学校に集まることに愚痴を漏らしていた。
地理教師「森崎瑞希」は柊に想いを寄せていた。
学年主任「佐久間現」は、景山を性的な目で見ていた(気がする)
数学教師「武智大和」は、景山をスポーツ推薦の大学に熱心に勧誘していた。
体育教師且つ水泳部顧問「坪井勝」は、水泳部で厳しいと有名だった。
景山と教師たちは、なんらかの関係があったが、坪井が「hunter」の有力候補に挙がった。
生徒の1人「水越涼音」は、過去に坪井が原因で水泳部を辞めたことを明かす。
水越が水泳部に所属していた当時、坪井は名声のある景山よりも、水越の指導に熱を入れていた。
水越の水泳タイムが景山に近づいていた時、水越は胸に痛みを感じるようになり、交際していた中尾と病院へ向かう。
翌日、坪井は水泳部のメンバーの目の前で、水越と中尾が交際している写真をばらまいた。
「男といちゃついてる奴が、練習来ても迷惑なんだよ!金輪際、俺がお前のコーチをすることはない。」
坪井は水越を退部に追いやった。
当時のことを思いだし、トイレで涙を流す水越。
すると、トイレの奥から携帯を握りしめた結城が出てくる。
結城は水越の存在に気づき携帯を隠すが、水越にはそれが見えていた。
「誰にも言わないで。」と言う結城に、水越は言葉を返した。
「なら、私の言うこと聞いてくれる?」
茅野は、生徒の夕飯を取りに美術室に入る。
そこで、柊が女子トイレの映像を眺めていることに気付く。
女子トイレには水越と結城の姿があった。
結城は水越に携帯のカメラを向け、動画の撮影を開始する。
「魁皇高校3年A組元水泳部の水越涼音です。私は水泳部顧問、坪井先生に執拗なセクハラとパワハラを受けました。私に付き合っている男性がいると分かった途端、水泳の練習にも参加させてもらえず、退部に追い込まれました。きっと澪奈も同じ目に遭ったんだと思います。フェイク動画を作ったのは、坪井先生に違いありません。」
水越は、結城に動画をSNSに上げるよう頼み、トイレから離れた。
2人の映像をただ眺め、制止しようとしない柊に茅野は質問する。
「先生の目的は犯人を捕まえることですか?」
柊は映像を見つめたまま、質問に答える。
「俺の目的は、その先にある。」
柊が眼鏡を机に置き椅子から立ち上がると、茅野は柊の眼鏡を自身にかけ柊を見つめた。
「私は、先生を信じてますから。」
茅野は眼鏡を置き、夕飯を運び足早に部屋を後にした。
郡司は、柊が大学生時代にバイトしていた撮影所を突き止める。
そこで役者を演じる「ファイター田中」に話を聞く。
当時柊は裏方として働いていたが、身体能力が高いことが認められ、スーツアクターとしても活躍していた。
悪役のスーツで顔を隠してはいたが、柊は悪役として特撮に出演していた。
ファイター田中は、次の作品の主役に柊を推薦しようとしたが、柊に癌が見つかる。
柊はアクション俳優の夢を断ち、交際していた文香と同じ教職に就いた。
そして、文香の父親は撮影所の社長だったことが判明した。
夜7時50分。
柊は生徒たちが待つ教室へ入る。
眼鏡を外し、生徒たちに水越がSNSに上げた動画を見せた。
「これを見たら、みんな坪井先生が犯人だと思うだろうなぁ。ネットじゃ、坪井先生へのバッシングで溢れてるよ。」
水越は「いい気味。」と呟いた。
柊は再び、体育館にいる教師たちへとテレビ電話を入れる。柊は水越をカメラの前に立たせ、坪井と会話させた。犯人だと認めない坪井に、水越は声を荒げる。
「たった一日、部活を休んだだけなのに、病院に行っただけなのに、なんで私から水泳を取り上げたの!?」
水越の質問に、坪井は本当のことを自白した。
水越が部活を休み、病院に行ったあの日。
坪井は水越の母に病院に呼び出され「一緒に診断の結果を聞いてほしい。」とお願いされた。
水越は、過度な水泳の練習により、致死性不整脈を起こしていた。
これ以上水泳を続けると、命を落とす危険性があった。
坪井は、普通に説得しても諦めないだろうと判断する。
そして、中尾と交際していることをネタに水越を水泳から遠ざけた。
水越は自身の病気のことも、真実も知らずにSNSに動画を上げたことを後悔する。
柊は眼鏡をかけると電話を切り、水越に声をかける。
「動画はネットに流れていない。」
柊は先ほど、水越が離れた後にSNSに動画を上げようとする結城を止めていたことを明かす。
「よかった…」
崩れ落ちる水越。
生徒たちも安堵の表情を浮かべた。
柊は倒れる水越を脚で蹴りあげた。
「なにがよかったんだ。この動画で坪井先生がどんな目に遭うのか想像できたか?」
SNSに動画が上がっていたら、罪のない坪井先生は世界中の人から叩かれ、家族や恋人友人までも傷つけかねなかった。
柊は水越の襟もとをつかみ立たせ、声を荒げた。
「お前たちはもう、感情に任せて過ちを犯せる歳じゃないんだよ。自分の言葉に、自分の行動に責任を持てよ!」
水越は涙を流し、柊の言葉を受け入れた。
柊は水越から離れ、眼鏡を外す。
そして再び教師たちに電話を繋げた。
「約束は約束です。名乗り出なかった罰として、教室を爆破します。」
柊は満面の笑みでカメラ越しに教師たちに語りかけ、1人教室から出る。教室のドアに施錠をかけると、生徒たちは慌てふためいた。
柊が教室から離れ、8時までのカウントダウンを始める。
「5、4、3、2、1.……残念です。」
テレビ電話は途切れ、教師たちは爆発音に気付き外へ走り出す。
「なーんちゃって。爆発された教室をよく見てください。」
放送から呼びかける柊の言葉に、教師たちは外から爆破された箇所を確認する。
爆破されたのは、A組の教室ではなく、B組の教室だった。
「生徒は無事ですよ。よかったですね。でも、生徒を見殺しにしてまで保身に走った貴方達を、世間の皆さんはどう思うでしょうか?」
SNSでは教師たちに非難の声が多く上がっていた。
「先生、酷すぎる…」
柊の行動に不信を抱くも、生徒たちは命が助かったことに安堵していた。
茅野は生徒たちに声をかけた。
「先生はちゃんとヒントくれてたよ。」
柊は朝、生徒たちに言った。
「眼鏡を掛けているときは信じろ。外したときは信じるな。分かったか。」
柊は本心を言っているときは眼鏡をかけ、嘘を言っているときは眼鏡を外していた。
生徒のうち、茅野だけはそのことに気付いていた。
郡司は相楽孝彦について調べた。
そして、手首や足首などの造形物を柊に提供していたのが孝彦だったことが分かった。
二人は繋がっていた。
そんな時、孝彦はある動画をSNSに投稿する。
動画は防犯カメラの映像で、景山らしき人物の隣にスーツを着た男が歩いていた。
2人は建物内に一緒に入る。
動画は早送りされ、男だけが建物から出て走り去った。
再び早送りされ、救急車が建物に近づいた。
柊は動画を眺め、校庭にいる教師たちに呼びかける。
「さあ、いよいよ追い詰められましたよhunterさん。いや……武智大和先生。」
「Let’s Think.」
柊が度々口にするこの言葉は、特撮ヒーロー「ガルムフェニックス」の決め台詞だった。
3年A組今から皆さんは人質です6話感想
ベルムズに依頼した犯人が特定されました!
「武智大和」先生!
カリスマ高校教師としてメディアに取り上げられ、事件騒動の最中も芸能人のようにメディア出演に忙しくしていた彼が犯人だと、柊は特定しました。
完全にコメディ要素だと思っていた人が、急に重要人物へと上がって困惑です(笑)
展開の読めないドラマだなと思っていましたが、ここにきてさらに面白くなってきましたね(^O^)
そして、柊が生徒たちに宣言した「信じる・信じないゲーム」。
正直私は、茅野以外の生徒と同じ視点で話を観ていました(^_^;)
眼鏡をかけた時は「信じろ」。
外したときは「信じるな」。
これに気付いて観ていた人はどれくらいいるのでしょうか?
思わず最初からドラマ見返してしまいました(笑)
でも今回はトリックがあって面白かったですね!
容疑者に挙がった水泳部顧問の坪井先生。
水越を水泳部から追いやった過去がありましたが、真実は水越の命を守るための行動でした。
悪役として叩かれてしまいましたが、実際は生徒を想う良い先生だったんですね。
犯人じゃなくてほっとしました(*^_^*)
さいごに
柊に犯人「hunter」として名前を上げられた武智先生。
次回どんな反応をするのか。
相楽孝彦がSNSに上げた動画の真実とは。
次回に期待が高まります!
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